蝉の鳴き声
夏と言えば蝉
部活動やサークルで常に外にいてこいつの音と相まって気が狂いそうになりながら
この常識が私の感覚には溶け込んでいても、感じる気温や月日によってはなかなか思い出せない
実際にその場に行き、聞く
それがいかに大切で自分が自分であることを思い出せるか
日々の情報とは別に決して忘れたくないもの、忘れてはいけないもの、忘れるはずのないもの
そのあたりを考えると、子供の頃行っていた場所、していたこと、会っていた人などに、
定期的に触れることがいかに重要であるか
そこに人生のエッセンスがあると僕は思う
さて、明日はどこに行こうか
夏を過ぎたあたりで私の腕の皮膚を優しくさする何か
久しぶりに天気は夏だが秋の風を感じて思い出したのは薄寂しいパリの色の少ない街。チュイルリー庭園では落ち葉が風に吹かれ、パリ郊外の店前ではサングラスをかけた黒い長めの服を着た女性が軽く紙タバコをふかす。その煙はそうそうその何か乱されてバラバラに、ほとんど真っ青な空へ高く遠く消えていく。そんな情景が朝早く僕の頭を一瞬、その何かと共に通り過ぎた。
夢って。
もう少しで手の届きそうな。何回も葛藤してイメージして諦めて希望して見つなおして考えて話して抑えて見つめて聞いて頑張ってやめて理解して体感して読んで。色んなことに意味を広げて自分に問い直してみたりして。何回考えても心は惹かれてるんだよね。色んなもの捨ててそれよりもこれを選んで、でも選びきれなくて。
コロナ禍の経済について
僭越ながら考えていることを書かせていただきます。私は経済を、「価値の循環」を研究する学問であると考えています。価値というのは、お金やヒト、資源などこの世の中の全てのものが持つ、他の何かを生み出せる、また他の何かと交換できる能力です。例えば、お金を払えばご飯を食べれたり、洋服を変えたりしますよね。お金がご飯や洋服と交換されたのです。またヒトは、モノを運んだり、研究して新しいことを発見したりと、価値を循環させたり生み出したりすることができます。また、広く見てみると人だけが価値を循環させているわけではありません。自然も同様です。例えばミツバチがいなければ花は受粉せず、次の子孫を残すことができません。ミツバチは受粉させる代わりに蜜をもらいます。このように様々な価値の循環は常に起きているわけです。このような前提のもと現在のコロナ禍の経済を考えてみます。コロナという疫病は、ヒトの往来を完全にストップさせましたね。ヒトという価値の循環を完全に無くしたのです。それによって飲食業や旅行業など、人の移動や交流を主体とする職で働く人々はとても苦しんでいます。一方で、マスクやその他医療品を扱う医療産業、またYoutubeやNetflixなどの動画産業などは、これまでよりも多く必要とされてより多くお金を稼ぎました。これを経済では重要と供給と言います。より多くの人が必要とするもの、また数の少ないものは必然的に値段が高くなります。これまで価値が集まっていたものから価値が出ていき、他のものにその価値が集まっています。なのでコロナ禍前の経済とコロナ禍後の経済を比べてみると全体としての価値の量は変わっていないのです。ではそれでいいのかというと、そうではないと思います。そこには経済の健康な均衡点という概念があると思います。均衡点とは「てこ」でいう支点で、全体のバランスの中心部分ですが、この世界はなんでもバランスがあって、そのバランスを崩すとよくない場合が多いのです。実際、現在の世界全体の不況はそのバランスがよくないことから起きています。普通に考えてマスクが30枚で5000円というのはおかしいですよね。おかしいと感じるということは、つまり不健康なバランスなのです。これではお金のある人にだけ必要なものが届き、お金のない人はただ苦しむだけになってしまう。経済学の概念で、誰の効用も犠牲にせずに少なくとも1人の効用を高めることができる変化をパレート改善といいますが、今回のコロナ禍の経済は多くの人を犠牲にしなければ一般の人々の効用は上がらない状態であり不健康であります。ウイルスという人間が作るルールに縛られない自由奔放なものに対して人類がお金と労力をかけてもその見返りに価値が循環してそれと同じ量の価値は戻ってこないからです。そこがウイルスの厄介なところです。
まとまりのない文章となってしまいましたが、今の特殊な経済について考えていることをまとめると、全体のバランスが崩れ、新しい均衡点が生まれる時であり、つまり世界が大きく変化している時です。コロナによってリモートワークが増えたり、旅行に行かずにキャンプやハイキングにでかけるなど人の行動やこれまでの慣習が変化しています。それによって価値の循環の仕方も変わり、また価値そのものが変わります。今の経済は、経済の根本である価値が変化している状態であり、これまで価値があったものに価値がなくなり、これまで価値がなく注目されていなかったものに価値が生じる、ある意味時代の転換点だと思います。そして健康なバランスに戻れるように、今はただ目の前のことに集中して踏ん張るしかないと思います。
卒論メモ
・一橋研究科卒業論文の書き方 https://www.soc.hit-u.ac.jp/~takujit/tebiki/tebiki2.html
・データ
UN
World Bank
UNESCO
情報通信白書 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h29/html/nc261120.html
一橋データベース http://www.ier.hit-u.ac.jp/Japanese/databases/index.html#04
G7
ADB key indicators
world bank data catalog https://datacatalog.worldbank.org/money-and-quasi-money-m2-gdp
データ一覧 https://researchguides.worldbankimflib.org/c.php?g=749282&p=5365353
R https://www.ic.nanzan-u.ac.jp/~urakami/R.html
PovCalNet http://iresearch.worldbank.org/PovcalNet/povOnDemand.aspx
standardized world income inequality database https://dataverse.harvard.edu/file.xhtml?persistentId=doi:10.7910/DVN/LM4OWF/4RJPWF&version=4.0
World Inequality Database https://wid.world
the chart book of economic inequality https://www.chartbookofeconomicinequality.com
・文献
springer
elsevier
CiNii
JSTOR
The American Economic Review https://www.aeaweb.org/journals/aer/issues
The world economy
Journal of International Economics https://www.journals.elsevier.com/journal-of-international-economics
RePEc http://repec.org
・貧困・格差指数
貧困線
タイル指数
・論文の種類
紀要論文(査読なし)
ディスカッションペーパー、ワーキングペーパー、リサーチペーパー、サーベイ(他の人からの意見を取り入れてよりよくしようという、研究中間生産物、暫定的でオープンアクセスですぐさま全世界に)
journal(良い研究)
・文献の探し方
図書館、オンライン。
学術的な文献ー単行本or学術雑誌(文量が少なく、最新)
大学教授の活用、研究者のホームページ
・学術雑誌ランキング
https://ideas.repec.org/top/top.journals.simple.html
・論文ランキング https://ideas.repec.org/a/oup/qjecon/v135y2020i1p1-55..html
・論文を引用している論文
research gate
publons web of science
wiley online library
scoops
参考文献の書き方
書籍
著者 (※姓, 名の順). (年). 書籍名. 出版地: 出版社
ex) Brown, Penelope & Stephen Levinson (1978/1987). Politeness: Some Universals of Language Usage. Cambridge: Cambridge University Press
論文
【本の中の論文】著者(ラストネーム, ファーストネーム). (年). 論文名. In: 編者名. 書籍名, 該当ページ. 出版地: 出版社
ex) Kiparsky, Paul (1968). Linguistic universals and linguistic change. In: Emmon Bach and Robert T. Harms (eds.) Universals in linguistic theory, 171-202. New York: Holt, Rinehart and Winston.
【雑誌の中の論文】著者. (発行年). 論文名. 雑誌名, 該当ページ.
ex) Bennett, M. J. (1986). A developmental approach to training for intercultural sensitivity. International Journal of Intercultural Relations, 10, 179-196.
書籍
【和書】著者(年)『書籍名』出版社
- 例) 滝浦真人 (2001) 『ポライトネス入門』研究社
- 例) 井出祥子・荻野綱男・川﨑晶子・生田少子(1986)『日本とアメリカ人の敬語行動 ― 大学生の場合』
南雲堂 ※著者が複数人の場合は本の掲載順に・(なかぐろ)などで区切ります。 【訳書】著者(※姓, 名の順)(年)『書籍名』(訳者)出版社
例) ゴッフマン, E(1986)『儀礼としての相互行為―対面行動の社会学』(広瀬英彦・安江孝司訳)法政 大学出版局
論文
著者(年)「論文名」『書籍名』該当ページ. 出版社
例) 寺村秀夫 (1993) 「「表現の比較」ということについて」『寺村秀夫論文集 II ― 言語学・日本語教
育編』 pp. 185-212. くろしお出版 【本の中の論文】著者(年)「論文名」編者名『書籍名』該当ページ. 出版社
例) 吉岡潤 (2007)「多民族国家からポーランド人国家へ」渡辺克義編『ポーランド学を学ぶ人のために』 世界思想社
【雑誌の中の論文】著者(年)「論文名」『雑誌名』号数. 該当ページ. 出版社(又は学会名など) 例)桜井厚(2009)「〈体験〉と〈経験〉の語り―沖縄戦のオーラルヒストリーから」『日本オーラル・ヒ
ストリー研究』5. pp. 73-97. 日本オーラル・ヒストリー学会